IWC 2026の結果をうけて、社長の所感を。
2026年5月22日
International Wine Challenge 2026の表彰式が広島で開催されました。
前日の午後、「Trophy受賞していますので、明日広島へ来てください!」と、嬉しいものの、なんとも無茶なお電話をいただきましたが、社長と杜氏と子どもの予定をなんとかやりくりして、授賞式への出席がかないました。(急遽予定変更させていただいた皆さま、申し訳ありませんでした!)
出品した3点の成績です。
詳しいご報告は Information をご覧ください。
★本醸造部門 Trophy 木曽路 本醸造 金紋錦
★純米部門 Nagano Trophy 十六代九郎右衛門 純米 山田錦
★純米大吟醸部門 Silver 木曽路 生酛純米大吟醸 山恵錦
ここ最近では、いわゆる「令和の米騒動」や中東情勢の影響で、日本酒の価格はどんどん上がってきており、半年や1年前と比べて高くなったと感じている方も多いと思います。当社も例外でなく価格改定をさせていただいているので、純米酒や純米吟醸よりも比較的安価な本醸造への引き合いが増えてきているのも事実です。
私たちは、アル添か純米かとか、特定名称がどうのという議論ではなく、飲んで美味しい、満足度が高い、価格バランスがいいといった、それぞれのカテゴリー内での価値が高い商品を常にお客様にお届けしたいと考えています。
もう何十年も、日本酒は安すぎる、もっと価格を上げて価値を高めるべきだと言われ続け、実際に価格帯も上がってきていますが、高級酒だけが素晴らしいのではなく、日常的に楽しむことができる、「地酒」としての価値と役割を忘れてはならないと思います。
かといって、正直なところ1.8Lの価格が3,000円未満のお酒と10,000円以上するお酒では、後者をたくさん売った方が売上金額も大きくなりますし、利益率だって高くなります。でもその価格帯の商品を買っていただけるのは、本醸造や純米酒などの日常に寄り添うお酒への信頼があるからこそだと感じています。
これからも湯川酒造店の酒造りは木祖村藪原にしっかりと根ざし、その環境を最大限生かしながら、毎年進化していきたいと思います。
さて、ほぼ同時期に結果発表となった全国新酒鑑評会については、湯川酒造店の進化と挑戦が詰まった新しいスペック「生酛×純米大吟醸×吟醸酵母未使用」で、自分たちでハードルを上げての新たなチャレンジをしましたので、残念ながら入賞することができませんでしたが、杜氏や蔵人たちは、今年の出品酒を醸造することで、大いに得られたものがあったようです。
2026酒造年度の酒造りが終わって間もないですが、早くも2027酒造年度にどんなお酒が醸されてくるのか、ワクワクが止まりません。