卒業
世の中気づけば卒業シーズンですね。
社会人になった時、
『卒業』という節目が
なくなるんだということに、
漠然と恐れを抱いたことが
今でも思い出されます。
自分の力で人生を切り開き、
節目も自分で作りながら、
一生を終える時が私にとっての
『卒業』なのだろうか、
なんてことを考ていましたね。
今では経営者ですから、なおさらです。
幸い酒造りは1季ごと、
明確な節目がありますが、
一生と捉えるとエンドレス感は否めない。
いつまで走り続ければいいんだろう。
なんて、社会人一年目に感じた恐れは
今も変わらず抱いているようです。
売上達成できたとか、利益が出たとか、
はたまた、思うようなお酒が造れたとか、
そういうことは目標として重要ですが、
もっと大きな括りで捉えるとしたら、
やはり『卒業』はできないんだろうな。
息切れしそうになったら立ち止まってね。
今日の外回り、思ったより遅くまで掛かって、
もう真っ暗になった会社への帰りの運転中。
疲れたし、眠いし、なんか気が重いし、
なんて考えてボーッと運転してたら、
カーラジオからは甘く切ない、
不安や希望が交錯した、
出会いと別れの季節感が漂ってきて、
色んなことに思いめぐらせながら帰ってきたのでした。
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