旧社長ブログ

人口減少に心が折れる

作成者: nyugawa|Mar 16, 2024 5:13:36 PM

2,563人(2024年3月1日)最新の人口

3,154人(2014年3月1日)10年前の人口
3,482人(2005年10月1日)湯川酒造店に入社した時の人口

入社以来、18年5か月で26.4%減
直近10年で18.7%減

43.4%(令和2年度)3年前の65歳以上人口
33.9%(平成17年度)19年前の65歳以上人口

木祖村の人口動態、現実です。

数字を目の当たりにする。
息子氏たちの同級生の人数を目の当たりにする。
日常生活において、特段の不便を感じないし、
自治体規模が小さいがゆえに色々小回りが利く意味でも、
メリットもないわけではない。

かといって、この加速度的な人口減少は、
木祖村での酒造りをこの先100年つなげていきたいと、
あれもこれも考えて自分たちの存在意義を求めている最中、
じわじわと心を折れさせる現実であることは否定できない。

果たして、息子氏たちが木祖村に魅力を感じ、
戻ってくることができるのか、
はたまたそれまで自治体が存続しているのか、
存続していたとして人口は維持できているのか?
自治体としての体力は残っているのか?

考えたくないけれど、中長期計画を立てようと思うと、
どうしてもぶち当たる大きな現実であることは間違いない。

酒蔵があってこそ地域が発展する。
地域があってこそ酒蔵が発展する。

それは他の商売であっても同じこと。

そう思って、地域とともに発展していこうと、
日々踏ん張っているけれど、だけれども人いないじゃん。
みんな出て行っちゃうじゃん。


先日、木祖村のとある経営者の方に、
人口減に抗えないよ心が折れる。と話したら、
違うんだよ、やっぱり企業が頑張らなくちゃ!
企業が元気なら雇用がある、雇用があれば人がくる、
人が残りたいと思える魅力のある地域になる、
だから私たちが頑張らなくちゃいけないんだ!

って。

そんなのわかってるよ、わかってるさ。

って。
思ったけれど、改めて言われて、

そうだよ、そうなんだよ、そうしなくちゃならないんだよ。

企業の役割って、やっぱり地域とともに歩むことで、
地域とともに発展することで、
企業が先行して地域の魅力を作って行かなくちゃ、
観光だけが発展しても地域は発展しないんだよ。

不安不安不安。
だから今、正解が何かはわからないけれど、
まずは自己中になれる地域の経営者とともに、
できることをできるだけやっていくべきなんだと思う。

自己中だからこそ、自分たちの商売に真剣だし、
地域の発展に対して自分事になれるわけだし、
商売してるからこそ、上っ面の理想じゃなくて、
きちんと現実的な感覚をもって取り組める。

「今日という日が、歴史をつなぐ」

気持ちの浮き沈みはあれど、そういうことなんだ。
やっぱり1日1日を大切に過ごした。