商売をしていると、自社の競争力はいかほどか。。。と、
そんなことを考えることがしばしばあります。
競争力として一番必要なのは、「商品力」ではないかなと思うのです。
そして、その商品力を培う為には、
技術力や人材力、はたまた資本力であったりが必要ですね。
技術力は、日々感受性豊かにお酒造りに取り組み、
酒造閑散期の夏場を勉強の時間に充てたり、
多くの技術者と情報交換することで培われていきます。
資本力は、たくさん高品質の商品を創りだし、
売上と利益をあげることでついてくるものですね。
そして人材力。
これが一番難しい。。。
今現在は新しい社員も含めて、とても優秀な人々に囲まれています。
彼らが真剣に働いてくれることで、会社の利益に繋がります。
最近では、なかなか地元からの応募も少なく、
Iターンの採用が増えています。
で、問題になるのはIターンの方の生活環境なわけです。
木祖村生まれ、木祖村育ちの私でさえも、
様々な不便を感じるここ木祖村。
村営住宅もあれど、地元の人が利用しているケースが多く、
いいタイミングで募集が出ないわけです。
お隣の塩尻市営住宅だったり、空き家だったりを駆使していますが、
なかなか当社に通うには便利とは言い難いですね。
運よく村営住宅を利用している社員もいますが、
今度は夜ふらっと飲みに行く場所もなければ、
ちょっと買い物。。。となると、30分の車移動は必須です。
できるだけ村内でお金を落とせるようにと、
私たちも心がけはしますが、しかし必要なものをとなると、
村外に出ざるを得ませんね。
金融機関もそうですし、医療機関もそうです。
何をするにも、20~40分、もしくはそれ以上の車移動をする。
この時間って、積み上げていくととっても無駄な時間に感じてしまいます。
都会の電車移動の時間とはわけが違うと、私は思います。
ガソリン代もバカになりません。
運転していますから、本も読めません。
電車の本数も限られていて、無駄な待ち時間が生じることも。
これって、日々の営業活動を行うにも相当な時間的デメリットであります。
ましてや、日常の生活環境のことを考えると、
もう少し生活のしやすい環境の会社に勤めたいと思うのも、頷けます。
お酒造りがしたい!と言う強い希望を持っている人材に対して、
当社での仕事は魅力のあるものであるとは思っています。
実際に、優秀な人々が集まってきてくれています。
でも、私のチカラではどうにもできないことのひとつが、
この生活環境です。
これから先、商売を継続していく為には、人材力を高めることは
とても重要な事だと感じています。
そこから生み出される商品力や技術力によって、
当社の競争力が高まっていくのだと思います。
環境は変えられない。
だからこそ、「この会社に勤めていてよかった。」と言わしめる、
魅力のある会社にならなくては!!