お客様への大切なお知らせを、
こちらのblogで書くのをすっかり忘れておりました。
本日、2月1日付出荷商品より、
清酒木曽路の値上げを実施させていただくことになりました。
お得意先様へは10月下旬より順次値上げのご案内をさせて頂き、
昨日までに価格表の入れ替え等のご対応を頂いております。
今季は当社としては幸いにも、
必要な原料米はほぼ確保できたわけですが、
しかし、加工用米の割当数量は依然100%に満たず、
加工用米より高値の一般米に代替えすることで、
数量確保を行ってきております。
その影響を一番受けるのが、
やはり「普通酒」と言われるカテゴリーです。
当社は掛米に加工用米を使用してきましたので、
その分が一般米に代わっているわけです。
また、加工用米自身も数量不足が全国的に顕著となり、
その単価自体も私が入社した10年ほど前と比べても、
ここ数年で急激に値上がりをした状態です。
「紙巻」と言われる、手間の掛る1本単位の包装を廃止したり、
商品ごと分かれていた資材を共有するようにしたり、
社内での作業の効率化を図ったり、
水道光熱費の削減に取り組んだり、
当たり前ではありますが、当社の中で出来得ることは
やってきたつもりではあります。
これまで、昔からの慣習も手伝い、
なかなか価格改定に至ることができなかったのですが、
ここでいよいよ決断をさせて頂きました。
様々な生活必需品が値上がりする中で、
嗜好品である日本酒の価格が上がってしまえば、
お客様によっては飲む量を減らしたりするなど、
消費行動の変化は当然見られるのでしょう。
これであと2か月経てば、
消費税も8%になりますね。
消費にブレーキが掛らない様、
やはり商品力を高めて、お客様に必要とされる商品を
造り続けていかなくてはならないのだなーと感じます。
特定名称酒と言われる、
純米酒や吟醸酒出荷量は有難いことに増えています。
当社の中でも、特定名称酒(本醸造を除く)の出荷割合は、
ここ数年で次第に伸びてきており、今では40%程度あります。
しかしながら、当社の売り上げの屋台骨となっているのは、
まだまだ普通酒と本醸造酒なんですよね。
数字をひっくり返せば、これら2つのカテゴリーで
60%もあるということになります。
この部分にメスを入れるということが、
なかなか覚悟の決まらないことではありましたが、
いよいよ値上げを実施させて頂くこととなりました。
とは言え、普通酒・本醸造カテゴリーだけでなく、
純米酒等特定名称酒に関しましても、
酒造好適米の価格高騰も併せて顕著になってきており、
一部商品は値上げをさせて頂いております。
お客様のご負担を増やしてしまい、
大変心苦しいことではありますが、
ぜひご理解いただけると有難いところなのであります。
これからは、
「湯川のお酒じゃなきゃダメなんだ!」と、
そう言って頂けるよう、
商品力・銘柄力を高めていきたいと思います。
今後とも、変わらぬご愛顧の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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