お酒造りの合間を見て、
銀行さん主催の勉強会に先日参加してきました。
現場仕事があまりに忙しすぎて、
行く気が少々萎えていたのですが、行ってよかった。
会社経営の根幹は『人』にあると、
まだまだ未熟な経営者は考えます。
でも、この考えは湯川酒造店に入社した時に、
最初に感じたことのひとつです。
年上の古参社員が多く、
今でこそ私が採用した社員も増えてきましたが、
若くて女で、どう信用を得ていったらいいのか、
結構悩みどころではありました。
社員からどの程度信頼されているのか、
そんなことは考えても解らないことで、
日々の仕事を誰よりも精一杯こなすことで、
信頼は得られ続けていくのかな、なんても考えます。
口も悪く、イラッとすれば言葉や態度に出るし、
自分勝手だとか、自己中だとか、
正論ばかり言うとか、散々言われてきました。
でも、私がこの会社に入ってから、
ず~っと変わらないことは、
『美味しいお酒を美味しい状態でお客様にお届けしたい!』
ただ、それだけなのです。
簡単そうで難しい。
美味しいお酒を造ることは、日々の研鑽の中で適っていきますが、
品質管理となれば、ハード面でのフォローもまだまだ必要です。
なかなか投資ができない中で、
品質管理の質を高めていく為には、
お酒にとって何が良くて何がダメか、
それを感覚的に、社員皆で共有しなくてはならないのです。
例えば、生酒がラベルを張ってから常温に放置されている。
それを見たら、誰でもいいから冷蔵庫にすぐに入れる。
ちょっとしたことですが、
感覚的に、『あ、この状態だとお酒にとってダメじゃん!!!』
って、すぐに行動できることが重要なのです。
経営者の想いを社員に伝え、
共感を得て、共有していける。
社員一人一人が、経営者の想いを伝えられる、
そんな会社を目指していきたいと、常々思います。
社員に対するフォローもまだまだ十分ではありません。
給料だって、少しずつは上げているつもりだけど、
家族を養っている社員が多い中では、まだまだ不十分でしょう。
それでもウチの会社で頑張って働いてくれる。
先代から私に代が変わった時も、
皆私をきちんと社長として認めてくれました。
未熟な社長に自分たちの生活を任せることは、
とても不安なことだと思いますが、
それでもついてきてくれています。
『人間力』
以前、社労士の先生の勉強会に参加しました。
まだまだ足りな過ぎる、私の『人間力』です。
会社生活も日常生活も、
常に相手に『人』がいます。
自分が『主体』の時は相手は『客体』ですが、
相手からすれば、その人が『主体』で私が『客体』
人は皆違う。
考えも違えば、性格も違う。
時間の感じ方も違う。
それをしっかり認識していけば、
きっともっともっと相手のことを考えられる、
『人間力』を培っていけるのかもしれません。
湯川酒造店で働いていてよかったと、
そう思ってもらえる、会社になりたい。
造り手も売り手も飲み手も、
みんなが幸せになるお酒を醸したい。
いつ、実現できるかわからないけれど、
草の根運動で、しっかり種をまき、
小さな成功体験の積み重ねの中で、
大きな成功や成果を得ていきたいと感じます。
一歩一歩ですね。