旧社長ブログ

記録

作成者: nyugawa|Nov 7, 2013 11:30:13 AM


これらのノート。
火災に遭った部屋に置かれていました。
洗米記録と麹の経過簿です。
記帳義務がないけれど、
自分の酒造りの記録としてはとても大切なもの。
特に直前期の記録は、
「去年はこの米どんなだったっけ?」
なんて、結構振り返って参考にします。
私が主体性をもって洗米担当になったのが20BY。
そして、正式に麹屋として麹の責任者になったのも20BY。
17BYからお酒造りはしていますが、
振り返ってみるとまだまだ短い酒造り歴。
その中でも、こうしたノートは自分の考えの変化や、
成長の記録として大切なものですね。
燃えてなくなってしまえば、
どうあがいても取り戻すことのできないものです。
過去を振り返り、
記憶の引き出しに終い込んでいた成長の過程の記憶は、
記録があってこそ蘇ってくるものですね。
父は「火事は全てを失う恐ろしいもの。」
と、常に口癖の様に言っていました。
全焼は免れることができ、
今こうしてお酒造りを再開できていますが、
やはり火災によって物理的にも精神的にも
失ったものは多かったように思います。
もう、私の一生の中で
『火災』と言うものは起こることはないはずです。
経験すべきではない経験を今回して、
様々なことを学びました。
自分の生活態度に対しても、
大きな影響を与えた様に思います。
何はともあれ、私の大切な記録が残っていたことで、
逆に『火災』の恐ろしさを改めて目の当たりにしたのでした。

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