桜の季節です。
例年より1週間ほど各地の桜の開花が早い様ですね。
木曽ではまだもう少し時間がかかりそうですが、
高遠も松本も、桜の見頃に偶然にも訪れることができ、
今年も春をしっかり感じることが出来ています。
じっくり立ち止まってお花見するのもいいですが、
車からの風景やふとした通りすがりに、
桜の花が目に入るのは、とても心地のよいものですね。
毎年毎年、お酒造りが終わると桜の花を愛で、
春をいっぱいに噛み締める訳ですが、
今年は言うまでもなく、例年とは違った気持ちで、
桜の花を眺めています。
季節が進み、季節とともに仕事ができ、
1年で捉えれば、半年スパンで全く違う生活を送る、
そんなお酒造りと共に歩む生活です。
いつまでこんな生活が続くのかな~なんて、
今から考えていてはいけないけれど、
お酒造りを生業とし、一生を捧げる決意をした以上、
寿命が尽きるまで、後悔なくこの仕事を全うしたいものです。
今目の前にある課題は、私にとってとても大きいものだけど、
こうした課題をひとつ乗り越え、ふたつ乗り越え、
それが経験であり、人生であるのだと感じます。
季節ごとに違った感情を抱くのと同じで、
年齢を重ねるごとに違った感情の中で生きて行くのでしょう。
この先、どんなことが待ち受けているか、
全くもって想像もできませんが、
一歩ずつ丁寧に歩み続けて行くことで、
待ち受けている課題に果敢に立ち向かって行ける、
そんな度胸も身につけられるのかもしれません。
もっともっと辛いこともあるかもしれないけれど、
季節を感じられる感性を失わず、
大きく膨らみのある心を持っていたいものです。
木曽の山に点々と咲く山桜が私の好きな風景です