ひやおろしの季節となりました。
いよいよ、9月9日に解禁ですっ!
ところがところが、
十五代九郎右衛門の純米吟醸ひやおろしの
ご予約分の発送を昨日よりしているのですが…。
なんとも有難いことに、
1.8Lは解禁を待たずして完売御礼!!
720mlも残すところ僅かとなりました。
本当に、嬉しいです。
でも、お客様に申し訳ないのです。
ひやおろしのお酒は醪も1本しか仕込まないので、
例年本数に限りがあるのは確かなのですが、
まさかの初回ご予約分で完売になるとは…。
初めてのことで、驚いております。
きっと、今を輝く蔵元では、
よくあることなのかもしれませんが、
九郎右衛門に関して言えば当然初めてのこと。
22BYは生酒の売れ行きが良かったものの、
秋酒でこんなことになるとは予測もしていませんでした。
店頭や飲食店さんで見かけた際は、
ぜひとも一度お試しくださいね!!!
味わいは、同じ時期に瓶詰火入れした原酒と比べても、
格段にやわらかさが伴い、とっても優しい味わいです。
思わずホッとため息出ちゃいます。
23BYは、ひやおろしをもっとご用意できればと思いますが、
ただ、九郎右衛門のお酒の仕込本数を増やすことは
それほど難しくはないと思いますが、
瓶燗急冷、冷蔵貯蔵を完璧にするには、
本数的にもどうしても限界があるのは否めません。
売れるだけの伸びしろがあるのであれば、
それに見合っただけの商品を充分量用意すべきとも思います。
だって、それだけのお客様が楽しみに待って下さるのだから。
しかも、それだけ売り上げに反映されるのだから。
でも、目先の売り上げだけの為に、
酒造りや貯蔵を無理してしまってはダメですよね。
しっかりと目が届き、しっかりと手を掛けてあげられる、
そんな状態を常々向上させていく為には、
やはり量的な限界を守らなくちゃいけないのかな…。
社長になって、経営をシビアに考えるようになると、
どうしても売り上げとか利益率とか、
そんなことが頭の中を巡り巡りしていますが、
酒造りに於いて、そんな考えは外しておきたいものです。
造り手と経営者では、
全く真逆の感覚を持ち得なくてはいけないのかもですが、
私は造り手の感覚として、しっかりと経営していきたいですね。
いずれにしても、
じゃぁ来年のひやおろしの瓶詰本数どうすんの?
ってとこには、会社としての方針が大いに反映されるわけです。
完売できることに重きを置くのか、
売れるチャンスを逃さずに充分量用意するのか。
はてさて、その裏に私の考えがどう存在するのでしょう。
造り手としたって、自分が丹精込めて醸したお酒が、
制限なく多くの方に飲んでいただけるのは、
とっても嬉しく幸せなことではありますよね。
あーぁ、またもやわけわかんなくなってきた…。
と言うわけで、
ひやおろしを楽しみにしてくださっているお客様、
早くも完売、申し訳ございません。
一年の中で一番お酒が美味しい季節だと思います!