8月2日は木曽酒造協会の初呑み切り持ち寄り研究会。
木曽は他の地域よりも若干遅い目なのですが、
タンクで貯蔵したお酒の熟度や状態のチェックをする為に、
全てのタンクの呑み切り(サンプリング)をしていきます。
昨日は、一日かけて全部のタンクの呑み切りをしました。
会社は休日だったので、久々の蔵仕事、静かにできてよかった。
この時期の呑み切りは、微生物汚染の危険性も高いので、
一回一回器具の消毒をしたり、かなり気を遣います。
今日はこの後、呑み切りした酒の利き酒してきます。
タンクでの貯蔵は冷蔵庫での貯蔵と違って、
なかなか貯蔵環境のコントロールが難しいところがあります。
今年の夏はどこへ行ってしまったのか…と言うほど、
気温が上がらず、過ごし易い気候が続いていますので、
幸いにして蔵内の温度も例年より低い目に。
当然、タンクの中のお酒も例年より若干ではありますが低い目です。
タンクの場所や冷却板の巻き方によっても、条件は異なりますし、
同じ様に冷却板を巻いていても、酒への影響もマチマチだったり。
本当は、タンクごと冷蔵庫に入れちゃえば良いのかもですが、
なかなかそうもいかないですからね。
しかも、自然の温度変化が与えられる方が、
酒質によっては良かったりもするんですよね、きっと。
ある程度は予測のもと、貯蔵タンクを選んだりもしていますので、
貯蔵環境に関しては想定できている中でのものも多いですが、
その年の出来具合によっても当然熟成感は異なってきますので、
やはり夏場に呑み切りをして酒質をチェックするのは、
非常に大切なことなんです。
2日は木曽5蔵のお酒を全て利くことができるんですね。
各蔵のお酒がどんな表情を醸しだしているか、楽しみです。
蔵の中の仕事はやっぱり好きだな!
酒蔵の中の独特な雰囲気がたまりません。