『任務、何とか遂行しました!!!』
と、明日の朝は杜氏に堂々と報告が出来そうです。
さて、今週の日曜日の私の任務はと言えば…。
まず土曜日にしぼった酒の粕をはがし、
仕込31号純米のもろみをしぼり、
明日の米を洗う。
土曜日の朝、
『尚ちゃん、31号月曜日まで待てるかなぁ…。』
と杜氏より相談有り。
いい状態で醪は熟してきているんだけれど、
何しろこの暖かい気候。
ここ2-3日は冷え込んだりもしたのですが、
相変わらず仕込蔵は醪でいっぱいだし、
そもそも日中の日差しがもう暖かいし、
蔵の中には日差しは入らないけれど、
蔵の温度もそれ程変化はしないけれど、
やっぱり醪は暴れ気味。
と言うわけで、満足に醪の品温を下げれないまま
後2日もしぼりを先延ばしするのは心許なく、
しかも、土曜日には仕込30号の純米をしぼらねばならず、
今更冷却装置を増やすことなんて不可能で、
色々考えた結果、
『尚ちゃん、日曜日しぼってくれないかい。』と杜氏。
『いいですよ~!その方が醪のためですもんね。』
『どうせ、米も洗わなくちゃだし、一日家に居るつもりでしたから。』
はぁ…言っちゃった。
しかも、土曜日にしぼっており、日曜日にもしぼると言うことは…。
最初にも書いたとおり、粕をまずはがさねばならないんです。
とほほ…今週もまた休みなしだよ。
と思いつつも、自分で言ってしまったこと。
午前中はいつもと同じに起きて蔵に行き、
まずは醪の温度経過をチェックして杜氏に報告し、
粕をひとりではがし始めたところに、
酛屋のSさん登場!!!
大切に育て中の山廃酛の様子を見に来たんですね。
一緒についてきた娘さんを待たせたまま、
救世主のごとく、粕はがしを手伝ってくれ、
それでも何とか午前中には終了。
さて、いざヤブタに醪を送るぞって順調に2/3は送れたんだけど、
残りの1/3がなかなかヤブタの中に入らない。
だって、普段酒をしぼるのは杜氏の役目で、
私は傍から見ているだけの状態。
やり方は見ているから解るのだけれど、
ちょっとしたコツとかなんて知るわけもなく。
杜氏に相談して、方法を聞いて、
坊主が出るまで入ったのが醪を送り始めて5時間後。
そこから更に圧力盤とにらめっこしながら2時間。
ようやく全ての醪がヤブタの中に送り込まれました。
普段、杜氏は同じ量の醪でだいたい3時間くらいで送っているような…。
いつも杜氏は簡単そうにやっているから、
気軽に『私、しぼっておきますよ!』なんて言っちゃったものの、
こんなに苦労するとは思いもよらず。
最終的に醪のタンクを洗ったのは、
夕食後の21時。
ホトホト疲れた一日でした。
でもでも、本日の任務を全て遂行できたことに自己満足なのでした♪