今日はいよいよ、十五代九郎右衛門 特別純米【9号酵母】がしぼられましたっ!!!
気温がもっと下がれば、品温も思うように下げることができ、
もう少し時間をかけてゆっくり醪を熟成させられたかなぁ…と思いつつ、
この時期の純米にしては、なかなか上出来なのではないでしょうか♪
まだ、しぼっている途中で、
すべてのお酒がひとつになっていない段階での利き酒しかしていないので、
今回のお酒についての評価はまだ明日以降ということになりますが、
今の段階では杜氏も『まぁなかなかいいんじゃない♪』って言ってくださり、
ひとまずホッとしているところです。
酒造りって、すっごく複雑で、
出来上がった酒に少し気にあるところがあっても、
すっごくいい所があっても、
その原因が何であるのかを直接的に捉えることって難しいんです。
まぁ、自分自身の手で造っているので、
『あの時のあの失敗がまずかったかな。』
『新しくこうしてみた事がよかったのかな。』
なんて、予想をすることはもちろんできるのですが。
だからこそ、面白いってのもありますね!!!
ひとつひとつの作業の成功が
お酒としてしぼられた時に大きな成功となるのです。
逆に、たったひとつの小さな失敗であっても、
お酒になった時に大きな失敗になってしまう可能性もあるのです。
ですから、洗米・蒸米・製麹・酒母・仕込み…み~んな気が抜けません。
それだけでなく、私が一番と言っていいほど心がけていることは、
整った仕事、しなやかな仕事、美しい仕事です。
例えば、麹の箱に掛ける布だって、すべて方向は同じ。
洗う時から同じ方向にしておけば、後々の作業が非常にスムーズだし。
そんなこと、お酒の味に関係ないじゃんって思うかもですが、
そうやってひとつひとつを整えながら仕事をすることで、
心もとっても落ち着いてきます。
忙しくって、イライラしたり焦ったりした時は、
麹室に行って麹菌たちにあいさつをし、
使っていない布を綺麗にたたんでみたりすると、
結構落ち着けたりするもんです。
焦って仕事してみたって、いいことないですもんね。
つい2-3日前は、当り日でした。
すっごく忙しくって、書類は作らなくちゃだわ、
いつも一本一本手詰めして瓶燗している純米大吟醸の在庫がないから作らねばだわ、
麹の面倒も見ないとだし、帳面は溜まっているし…。
で、焦って蔵の中もついつい駆け足になってしまっており、
色んなこと考えながら移動していたので、
足元にあったホースに気づいていたものの足が上がらず、
人生でこんな転び方をしたのは初めて!!!ってほど派手に転び、
その後も瓶を倒して酒はこぼすわ、思わぬところで腕をぶつけるわ、
とにかくとにかく、いいことのない一日でした。
やっぱり焦っちゃだめなんです。
忙しい時ほど落ち着かなくっちゃ。。。
『そんな日は宝くじでも買うと当たるかもよ。』と蔵人さんになぐさめてもらいました…。
トホホ。。。
◇◇◇純米新酒の美味さにはついついにやけてしまいます♪◇◇◇
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