22日~23日に掛けて、アメリカ人のお客様が我が家を訪ねてきました。
彼らは、母の旧友の妹の娘(リサ)とそのボーイフレンド(ブライアン)ってことらしいのですが。
ボストンから大学の夏休みを利用して日本に旅行に来たのだそうです。
で、なぜうちに来たのかと言うと、
ブライアンが普段リカーショップで働いているらしく、
お酒にとっても興味があるのだとか。
そのリカーショップでは日本酒も扱っているのだけれど、
現地で造られた安いものしかなく、
未だかつてブライアンはおいしい日本酒を飲んだことがないと。
で、大阪から東京へ移動する中日に、わざわざうちに立ち寄ってくれたのです。
色々話を聞いてみると、
『糖分や添加物が入っているお酒は飲みたくない。
だから、純粋なお米のお酒が飲みたいんだ。』
『日本酒のAgingにはどれ程の可能性があるの?』
なんて、ブライアンは言うのです。
現在では”清酒”である限り、糖分なんて使われていないけれど、
醸造アルコールは普通に添加されていますよね。
アメリカ人だし、純米酒のこと淡々と語っても通じないだろうな~なんて
思っていただけに、彼らから添加物がどうの…なんて話振ってきたので、
かなりびっくりしたと同時に、なんだか嬉しくなっちゃいました。
また、お酒の説明をする時に、
最近必ずお話しするのが『Aging Potential』について。
その事についても今回も話をしようと思っていた矢先に、
ブライアンから質問を受けたので、妙に戸惑ってしまいました。
そして、純米酒についても熟成についても、
日本人のお客様にお話するのと同じくらい、熱弁をふるってしまいました(^^ゞ
あ、こうやって書くと、いかにも私が英語で会話してそうに聞こえるのですが。
ワタクシ、全くといっていいほど英語離せません…(T_T)
本当に自分のスキルとして英語はこれからでも絶対身につけたいのですが、
なかなかその勉強を実践できていないのが現実です。
実は、リサが日本人とアメリカ人のハーフで、
かなり流暢な日本語を話せたんですねぇ。
なので、ブライアントのコミュニケーションはほとんど困ることありませんでした。
ただ、蔵を案内したり、お酒の説明をしながら呑んだりしている時、
かなりの言葉数を使って話をしたのに、
リサの通訳がとっても短かった時なんかは、
本当に伝わったかな~なんて、
身振り手振り、つたない英語で追加説明をしてみたり…。
でも、意外と通じるもんですね(^^ゞ
最近では各社によって日本酒の輸出も盛んに行われてきています。
うちの蔵の場合はまだまだノウハウ的についていけていないのですが、
実際に外国の方とお話をする機会ができ、
しかもリカーショップで働いているとは言え、
酒類の専門家でもなんでもない、一般消費者の立場の方とお話でき、
『国酒』である日本酒をもっともっと大切に伝承していかねばならないんだと、
そしてその伝承する相手は外国の方も当然ですが、
今後の日本を担う若者たちであるべきだと、痛感しました。
このまま行ったら、日本に残されている歴史や伝統が、
現代社会に飲み込まれて消えてなくなってしまいそうで怖いです。
私自信が歴史や伝統の継承に少しでも力を発揮できれば…。
それが酒造りを始めた根底にある想いかもしれません。
◇◇◇ふたりともたくさんお酒を飲んでくれました♪◇◇◇
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