先日に続き、アル添の話。
何だか、hotな時にhotな人は来るもので…。
今日の夕方アルコール屋さん(この呼び方は正しいのか…。)の
営業の方が会社に来られたのです。
社長とひと通りの話をした後、私が呼ばれ…。
『米アルコールには興味がありますか???』と。
正直ね、あんまり興味がなかったのですよ。
醸造アルコールなら米であろうが変わりなくな~い???ってなとこで。
でもまぁ、その人の話を聞くと。
『本当は純米にしたいけど、コスト的に難しいからせめて米アルコールを。』
『プロモーション的に有利だから米アルコールを。』
『大杜氏の8割はアル添酒の方が旨いと言っている。』
『純米を選ぶのは表現し易い安心感があるからだけだ。』
『米アルコールはその他醸造アルコールに比べ、味に違いがある。』
などなど…。
『へぇ、そうなんですかぁ。』なんて聞きながら、
随分と年上の人に向かって楯突いてしまったんですね~(^^ゞ
先日も書いた様に、アル添自体を頭から否定する気はないんです。
ただね、だからと言って、米アルコールだから云々てのはね。
せめてもの救いで米アルコールを使うのであれば、
最初からアル添なんてしなければ…なんて。
自分が消費者の立場に立った時に、やっぱり純米だって思った…なんて。
アルコール売って商売している人に対して失礼だったかしら。
ただ今のうちの蔵には全量純米にできるだけの基盤も、
財力も、そして勇気もないのですね。
だから、そんなでかいことを言いながらも、実践できず。
もとより、アル添に対して考えが及ばず…。
(間もなく始まる造りでの純米についてで頭がいっぱいで…。)
その人にも言いました。
私はまだ2年しか造りを経験しておらず、
今年の造りで自分の気持ちの整理をつけようと。
そういうつもりで取り組もうと考えています。
だからと言って肩肘張りすぎてもいい結果は出ないでしょうが。
なので、私が憧れ慕う蔵元さんたちのように、
自分のポリシーや酒に対する愛情を自信を持って語れるまでには、
もう少し時間をいただければと思います。
よく、『君の目指したい酒が見えにくい。』なんて言われましたが、
今は正直、大雑把な目標はあっても、
自分の言葉で自信を持って表現できるまでには至っていないんですね。
(今日もそんな様な事、アルコール屋さんに言われました。)
今現在のうちの酒は大好きです。
でも、やっぱり気になりながら飲んでいることも多々あります。
【何が旨いのか、何が売れるのか、何が本物なのか。】
目指す方向性によって、答えはきっと変わってくるのですね。
今の酒の長所を最大限に生かし、より旨い酒に醸しあげる。
言葉では簡単だけど、すっごく難しいな~(>_<)
きっとどこのお蔵でも考えていることだろうし。
現に、うちの蔵でも地元での消費のほとんどがやはりアル添の普通酒であり。
だからこそ、せめて米アルコールって考えるのは普通なのかもなぁ。
う~ん(@_@;)
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