Archive-新米社長の奮闘記

酒蔵の環境

作成者: nyugawa|October 29, 2012


随分と蔵の周りの風景が秋めいてきました。
「木曽路はすべて山の中である」とはよく言ったもので、
山と山を手で繋げるんじゃないかって程、山が迫っています。
朝もやが晴れ始める頃、ようやく西の山肌に太陽の光が。
この写真撮ったの、朝の7時50分。
こんな時間でさえも、街並みにはまだ陽が射しません。
夕方は西の山に早々と太陽が隠れてしまうので、
10月の今頃でも15時過ぎれば街並みは山の影に。
なんだか、暗~い土地の様に聞こえそうですが、
いやいや、とっても爽やかな青空に囲まれ、
山の緑と、いつでも爽快な風が吹き抜け、
いつの季節も気持ちのいい谷間の村なのです。
まだ酒造りも序盤ではありますが、
今季は体制がガラッと変わったこともあり、
作業のやり方や時間配分なんかも変わってきていて、
ひとつひとつの行動を念入りに確認をして行っています。
毎年同じような作業ではあるけれど、
今年はなんだか新鮮味が色濃くあり、
スタートとしてはなかなかいい状態なのであります。
秋晴れが続き、空気もカラッと乾いて、
気候も程よく涼しく。
麹屋さんの私としては、
今の環境はなかなかいいものです。
これが寒くなってくると、
洗米やら蒸米やら、気を遣うことが増えてきます。
麹室の状態も変化してきます。
今のウチに蔵の環境に身体を馴染ませ、
気候や様々な条件に柔軟に反応できる感覚を、
取り戻しながら研ぎ澄ましていくってもんですね。

寒さにも身体を徐々に慣らしていかなくては!